適応
1無又は低ガンマグロブリン血症
2慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善
3慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)
注意3を目的として用いる場合,2に対する本剤の有効性が認められたものの,症状の再発・再燃を繰り返している患者にのみ投与
用法
1200~600mg(2~6mL)/kg体重を3~4週間隔で点滴静注又は緩徐に静注(増減) 21日に400mg(4mL)/kgを5日間連日点滴静注 31,000mg(10mL)/kgを1日又は500mg(5mL)/kgを2日間連日を3週間隔で点滴静注 注意
①1~3急速に注射すると血圧降下を起こす可能性がある.特に無又は低ガンマグロブリン血症の患者には注意
②1血清IgGトラフ値を参考に,基礎疾患や感染症などの臨床症状に応じて,投与量,投与間隔を調節する必要があることを考慮
③2投与4週後に筋力低下の改善が認め