適応
1HBs抗原陽性血液の汚染事故後のB型肝炎発症予防
2新生児のB型肝炎予防(原則として,沈降B型肝炎ワクチンとの併用)
用法
〔共通〕直接静注するか,又は生食なと中性に近い補液に混じて点滴静注.直接静注の場合は,極めて徐々に 11回5~10mL(1,000~2,000単位),筋注 ►事故後7日以内,48時間以内が望ましい ►必要に応じて増量又は同量反復 ►決して静脈内に注射してはならない 小児1回0.16~0.24mL(32~48単位)/kg,筋注 2初回,1回0.5~1mL(100~200単位),筋注 ►初回注射の時期は生後5日以内,12時間以内が望ましい ►追加注射には,0.16~0.24mL(32~48単位)/kg
禁忌
1)本剤の成分にショックの既往歴
2)HBs抗原陽性者(但し,新生児に投与する場合でやむを得ない場合には,HBs抗原検査の結果を待たずに投与可能)
注意
〈基本〉
①血漿分画製剤