適応
1くも膜下出血術後の脳血管攣縮及びこれに伴う脳虚血症状の改善
2脳血栓症(急性期)に伴う運動障害の改善
用法
11日80mg 適当量の電解質液または糖液で希釈し24時間かけて持続静注(増減) ►電解質液又は糖液に溶解して使用 ►くも膜下出血術後早期に開始し,2週間持続することが望ましい 21回80mg 適当量の電解質液または糖液で希釈し2時間かけて1日朝夕2回の持続静注(増減) ►約2週間継続
禁忌
1)出血状態:出血性脳梗塞,硬膜外出血,脳内出血又は原発性脳室内出血を合併(出血助長)
2)重篤な意識障害を伴う大梗塞,脳塞栓症(出血性脳梗塞)
3)過敏症
注意
〈基本〉投与により出血性脳梗塞,硬膜外出血,脳内出血を助長する可能性→救急処置の準備.又,臨床症状及びコンピュータ断層撮影による観察を十分に行い,出血が認められたら直ちに中止し適切な処置 〈適用上〉
配合Caを含む輸液で溶解すると白濁→Caを含む輸