適応
1血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)
2播種性血管内凝固症候群(DIC)
用法
1本剤を直接又は生食液により希釈して投与 〔出血性病変又は出血傾向を有しない場合〕体外循環開始時,15~20IU/kgを回路内に単回投与し,体外循環開始後は毎時7.5~10IU/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入 〔出血性病変又は出血傾向を有する場合〕体外循環開始時,10~15IU/kgを回路内に単回投与し,体外循環開始後は毎時7.5IU/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入 21日75IU/kgを24時間かけて静脈内に持続投与(増減)
禁忌
妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
①脊椎・硬膜外麻酔或いは腰椎穿刺等との併用で,穿刺部位に血腫が生じ,神経の圧迫による麻痺の恐れ.併用時には神経障害の徴候及び症状に十分注意し,異常が認められた場合直ちに処置
②本剤の抗凝固作用を急速に中和する必要のある場合にはプロタミンを投与(