適応
腎性貧血 注意赤血球造血刺激因子製剤で未治療の際の投与開始の目安は,保存期慢性腎臓病及び腹膜透析患者ではHb濃度で11g/dL未満,血液透析患者ではHb濃度で10g/dL未満とする
用法
〔保存期慢性腎臓病患者〕赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合:1回25mgを開始用量とし1日1回.以後は患者の状態に応じて増減 1日最大1回200mg 赤血球造血刺激因子製剤から切り替える場合:1回25mg又は50mgを開始用量とし1日1回.以後は患者の状態に応じて増減 1日最大1回200mg 〔透析患者〕1回75mgを開始用量とし1日1回.以後は患者の状態に応じて増減 1日最大1回200mg 注意
①保存期慢性腎臓病患者で赤血球造血刺激因子製剤から切り替える際の開始用量:次を参考に切替え前の赤血球造血刺激因子製剤投与量から本剤の投与量を決定し,切り替える
a)本剤25mg
1.ダルベポエチン アルファ
ア)2週に1回15μg以下
イ)4週に1回30μg以下
2.エポエチン ベータ ペゴル
ア)4週に1回25μg以下
3.エポエチン アルファ又はベータ
ア)週に1回1,500IU以下
イ)2週に1回3,000IU以下
b)本剤50mg
1.ダルベポエチン アルファ
ア)2週に1回15μg超
イ)4週に1回30μg超
2.エポエチン ベータ ペゴル
ア)4週に1回25μg超
3.エポエチン アルファ又はベータ
ア)週に1回1,500IU超
イ)2週に1回3,000IU超
②投与量調節
a)投与量調節が必要な際には次を参考に1段階ずつ投与量を増減.1段階:5mg.2段階:12.5mg.3段階:25mg.4段階:50mg.5段階:75mg.6段階:100mg.7段階:150mg.8段階:200mg
b)赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合,投与開始4週後は次の4週時投与量増減法,それ以降は次の投与量増減法を参考に投与量を増減.赤血球造血刺