診療支援
薬剤

エルトロンボパグ オラミン
3399
eltrombopag olamine
レボレード Revolade(ノバルティス)
 :12.5・25mg

適応

1慢性特発性血小板減少性紫斑病

2再生不良性貧血

注意1

1)他の治療にて十分な効果が得られない場合,又は忍容性に問題があると考えられる場合に使用

2)血小板数,臨床症状からみて出血リスクが高いと考えられる場合に使用

2診療ガイドライン等の最新の情報を参考に適切と判断される患者に投与

用法

1初回投与量12.5mgを1日1回,食事の前後2時間を避けて空腹時に経口 ►血小板数,症状に応じて増減 1日最大投与量は50mg 2抗胸腺細胞免疫グロブリンで未治療:抗胸腺細胞免疫グロブリンと併用し,75mgを1日1回食事の前後2時間を避けて空腹時に経口投与(減量) 既存治療で効果不十分な場合:初回投与量25mgを1日1回,食事の前後2時間を避けて空腹時に経口投与(増減).1日最大投与量は100mg 注意

①食事と共に服用すると血中濃度が低下の恐れ→食事の前後2時間を避け空腹時に服用

②制酸剤,乳製品,多価陽イオン(鉄,Ca,Al,Mg,Se,亜鉛等)含有製剤等と共に服用すると血中濃度低下→服用前4時間及び後2時間はこれらの摂取を回避

1血液検査及び肝機能検査を定期的に実施し,用量は下記を参照の上調節.投与開始時及び用量調節時には血小板数及び末梢血塗抹標本検査を含む全血球計算を,血小板数が安定するまで(血小板数50,000/μL以上が少なくとも4週間)は毎週,安定した後は毎月検査が望ましい

a)治療上必要最小限の用量で使用

b)効果発現は通常1~2週間,効果の確認のため少なくとも2週間は同一用量を維持.但し,肝障害患者では血小板数が定常状態に達するまでの期間が長くなるため,効果の確認のためには少なくとも3週間は同一用量を維持

c)血小板数50,000/μLを目安とし,血小板数がそれを下回る場合には増量を考慮

d)血小板数が50,000~200,000/μLの場合は,出血のリスクを低下できる治療上必要最小限の用

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