適応
1慢性特発性血小板減少性紫斑病
2再生不良性貧血
注意1
1)他の治療にて十分な効果が得られない場合,又は忍容性に問題があると考えられる場合に使用
2)血小板数,臨床症状からみて出血リスクが高いと考えられる場合に使用
2有効性及び安全性を十分に理解した上で最新の再生不良性貧血診療の参照ガイドを参考に,適切と判断された患者のみ投与
用法
1初回投与量1μg/kgを皮下投与.投与開始後は血小板数,症状に応じて適宜増減し,週1回皮下投与 ►最高投与量は週1回10μg/kg 2初回投与量10μg/kgを皮下投与.投与開始後,状態に応じて投与量を適宜増減し,週1回皮下投与 ►最高投与量は週1回20μg/kg 注意1
①以下を参照の上,治療上必要最小限の用量で使用(血小板数→調節方法)
a)50,000/μL未満→1μg/kg増量
b)50,000~200,000/μL→出血のリスクを低下できる治療上必要最小限の用量となるよう,適宜減量も考慮
c)200,000~400,000/μL→1μg/kg減量
d)400,000/μL超→休薬.休薬後,200,000/μLまで減少した場合には原則として休薬前の投与量より1μg/kg減量し,投与再開
②投与中は,血小板数が安定するまで(少なくとも4週間にわたり用量調整せずに血小板数が50,000/μL以上),血小板数を毎週測定.血小板数が安定した場合でも4週に1回を目安に血小板数を測定
③出血のリスクが高い場合に使用し,血小板数を正常化する目的で使用禁
④最高投与量として週1回10μg/kgを4週間連続投与しても,臨床上重大な出血リスクを回避できるレベルに血小板数が増加しなかった場合は,投与を中止等,適切な処置
2
①投与開始時並びに用量調節時は週1回を目安に血球数を測定.用量が維持されている場合も4週に1回を目安に血球数を測定
②投与量を調節は通常,1回5μg/kgずつ
③同一