適応
1肺動脈性肺高血圧症(WHO機能分類クラスⅡ,Ⅲ及びⅣ)
2全身性強皮症における手指潰瘍の発症抑制(但し手指潰瘍を現在有している,又は手指潰瘍の既往歴のある場合に限る)
注意1
1)特発性又は遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性・安全性は未確立
2)最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討
2既存の手指潰瘍に対する有効性は認められていない (後発医薬品は1のみ)
用法
投与開始から4週間は,62.5mgを1日2回朝夕食後.投与5週目から,125mgを1日2回朝夕食後(増減) ►尚,最大1日250mgまで 注意
①投与中に,AST又はALT値が基準値上限の3倍を超えた場合,用量調節と肝機能検査を以下の基準を参考に行う(再投与:開始用量から始める.AST・ALT値は3日以内に確認し,2週間後に再度確認後,以下の投与法と肝機能検査の実施時