診療支援
薬剤

カプラシズマブ(遺伝子組換え)新様式
3399
caplacizumab(genetical recombination)
カブリビ Cablivi(サノフィ)
 注射用:10mg/V(調製時の損失を考慮し12.5mgの過量充填)

適応

後天性血栓性血小板減少性紫斑病

用法

成人小児(12歳以上かつ体重40kg以上)投与初日は血漿交換前に10mgを静注し,血漿交換終了後に10mgを皮下注.その後の血漿交換期間中は,血漿交換終了後に1日1回10mgを皮下注.血漿交換期間後は1日1回10mgを30日間皮下注.尚,患者の状態に応じ,血漿交換期間後30日間を超えて投与継続可 注意

①診療ガイドライン等の最新の情報を参考に血漿交換及び適切な免疫抑制薬による標準療法と併用

②可能な限り血漿交換療法の開始と同時期に治療開始.初回投与は血漿交換開始の15分前までに完了

③血漿交換期間に投与を忘れた場合は,気付いた時点で速やかに投与.尚血漿交換期間後に投与を忘れた場合には,投与予定時刻から12時間以内であれば投与可.12時間を超えた場合は投与を1回省略し,通常の投与スケジュールに従い次回分から投与

④血漿交換期間後30日間終了時点で,適応疾患の症

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