イカチバント酢酸塩新様式

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icatibant acetate

フィラジル Firazyr(武田)

　皮下注：30mg/3mL/シリンジ

適応

遺伝性血管性浮腫の急性発作

用法

1回30mgを皮下注．2歳以上の小児には体重に応じて1回10～30mgを皮下注．効果不十分な場合又は症状再発の場合，6時間以上の間隔をおいて同用量を追加投与可．但し24時間あたりの投与回数は3回まで　注意2歳以上の小児に対する1回あたりの投与量は以下を参考

①12～25kg：10mg(1.0mL)

②26～40kg：15mg(1.5mL)

③41～50kg：20mg(2.0mL)

④51～65kg：25mg(2.5mL)

⑤66kg以上：30mg(3.0mL)

禁忌

過敏症

注意

〈基本〉

➊自己投与

a)自己投与適用の妥当性を医師が慎重に検討し，十分な教育訓練を実施したのち，本剤投与による危険性と対処法について患者又はその保護者が理解し，患者又はその家族が確実に投与できることを確認した上で，医師の管理指導の下で実施．適用後，副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況とな

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年11月7日　掲-ID：yak_00000-00_a065d037z0001）