適応
遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制 注意臨床試験で侵襲を伴う処置による急性発作の発症抑制に対する有効性・安全性は未検討
用法
成人小児(12歳以上)150mgを1日1回経口
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
➊患者又は家族に次の内容を十分に説明し 理解を得た上で使用
a)急性発作の治療を目的に本剤を服用しない
b)本剤にはQT延長を含めた安全性の懸念がある
②QT延長の発現の恐れがある為,投与前・投与中は心電図検査を行う等状態を十分に確認.又QT延長を起こしやすい,本剤の血中濃度が上昇する可能性のある患者では副作用が現れやすくなるので特に注意
〈その他〉
①臨床試験でアンドロゲン製剤の投与歴のある患者に基準範囲上限の3倍を超えるALTの上昇が確認
②非臨床試験でK・Na・Caチャネル遮断作用が確認
③ラット及びカニクイザルの反復投与毒性試験で投与後に複数の器官・組織にリン脂質症に関連する所見(マクロファージ及び組織
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