適応
1トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの末梢神経障害の進行抑制
2トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)
注意〔共通〕
1)適用にあたっては,最新のガイドラインを参照し,トランスサイレチンアミロイドーシスの診断が確定していることを確認
2)肝移植後の患者における有効性及び安全性は未確立(臨床試験での使用経験ない)
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1)重症度の高い患者(歩行に介助が必要な患者等)における有効性及び安全性は未確立(臨床試験での使用経験が少ない)
2)トランスサイレチンのV30M変異型以外の変異を有する患者における有効性及び安全性は未確立(臨床試験での使用経験が少ない)
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1)トランスサイレチン型心アミロイドーシスによる心不全を有する患者に使用.添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,臨床試験の選択基準等を十分理解した上で,適応患者を選択
2)NYHA心機能分類Ⅲ度の患者では,NYHA心機能分類Ⅰ・Ⅱ度の患者より相対的に本剤の有効性が低い可能性.作用機序,及び臨床試験で示唆されたNYHA心機能分類と有効性の関係を十分に理解し,患者の状態を考慮した上で,本剤投与の要否を判断
3)NYHA心機能分類Ⅳ度の患者における有効性及び安全性は未確立(臨床試験での使用経験がない)
用法
11回20mgを1日1回経口 21回80mgを1日1回経口 注意〔共通〕
①使用にあたっては,タファミジス遊離酸※61mgを含有する製剤との取り違えに注意 ※一般名はタファミジスであるが本剤と区別するためタファミジス遊離酸と記載
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①タファミジス遊離酸61mgを含有する製剤1カプセル投与時の血漿中タファミジス濃度は本剤4カプセル(タファミジスメグルミン80mg)投与時に相当
②タファミジス遊離酸61mgを含有する製剤に忍容性が認められず減量が必要な場合には,本剤を用いる
③本剤からタファミジス遊離酸61mgを含有す