適応
褐色細胞腫のカテコールアミン分泌過剰状態の改善 注意本剤は次の何れも満たす場合に使用する
1)既存の交感神経受容体遮断薬による治療では十分な治療効果が得られていない
2)外科手術前の処置,外科手術が適応とならない患者の管理,悪性褐色細胞腫患者の慢性的治療を目的とする
用法
成人及び12歳以上の小児には1日500mgから経口開始.効果不十分な場合は経過を十分に観察しながら3日間以上の間隔で1日250mg又は500mgずつ漸増し,患者の尿中カテコールアミン量及び症状の十分な観察の下,適宜増減.但し1日最高用量は4,000mg,1回最高用量は1,000mg,投与間隔は4時間以上とし1日500mgは1日2回,1日750mgは1日3回,1日1,000mg以上は1日4回に分割 注意
①原則として交感神経受容体遮断薬と併用して使用
②開始時及び用量調節時にカテコールアミンの指標である尿中のメタネフリン量,ノルメ