適応
1成長ホルモン分泌機能検査
2〔合成〕インスリノーマの診断
3肝糖原検査
4低血糖時の救急処置
5消化管のX線及び内視鏡検査の前処置
6〔遺伝子組換え〕胃の内視鏡的治療の前処置
注意
1)4血糖上昇作用は,肝グリコーゲンの分解によるので,飢餓状態,副腎機能低下症,一部糖原病等の場合は血糖上昇効果がほとんど期待できない.又,アルコール性低血糖の場合には血糖上昇効果はみられない
2)6食道,十二指腸及び下部消化管の内視鏡的治療の前処置については未確立
用法
1合成:1USP単位又は0.03USP単位/1kg(1mLの注射用水に溶解) 皮下注・筋注 遺伝子組換え:0.03mg/kg(1mLの注射用水に溶解) 空腹時皮下注(最大投与量は1mg) ►血中HGH値は,通常,健常者では,本剤投与後60~180分でピークに達し,10ng/mL以上を示す.血中HGH値が5ng/mL以下の場合HGH分泌不全とする.尚,本剤投