今日の診療
治療指針

サトラリズマブ(遺伝子組換え)


特 徴

 視神経脊髄炎スペクトラム障害は40歳前後の若年から中年女性に多く認められる自己免疫疾患で,視神経炎のために視力低下や視野欠損が,脊髄炎のために感覚障害や運動障害が起き,再発を繰り返す度に症状は進展し,永続的な障害となる.脳,脊髄,視神経の支持細胞であるアストロサイト(星細胞)の表面に存在するアクアポリン4とよばれる蛋白を,患者の血中に存在する抗

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