治療のポイント
・鎮痛薬・鎮静薬を投与する前に痛みや不穏の原因を考える.
・鎮痛薬・鎮静薬の効果とともに起こりうる副作用を理解する.
・呼吸・循環抑制のある鎮痛薬・鎮静薬を使用する場合は,慎重なモニタリングを行う.
A痛み・不穏の原因
救急外来や一般外来診療において,患者が強い痛みを訴える場合や不穏状態の場合には,鎮痛薬・鎮静薬を投与する前にその原因を考える必要がある.痛みや不穏を呈する代表的な疾患を表1図に挙げる.
軽症の疾患や外傷の場合,治療としては鎮痛薬
治療のポイント
・鎮痛薬・鎮静薬を投与する前に痛みや不穏の原因を考える.
・鎮痛薬・鎮静薬の効果とともに起こりうる副作用を理解する.
・呼吸・循環抑制のある鎮痛薬・鎮静薬を使用する場合は,慎重なモニタリングを行う.
救急外来や一般外来診療において,患者が強い痛みを訴える場合や不穏状態の場合には,鎮痛薬・鎮静薬を投与する前にその原因を考える必要がある.痛みや不穏を呈する代表的な疾患を表1図に挙げる.
軽症の疾患や外傷の場合,治療としては鎮痛薬
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