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GL鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症―2020年版(改訂第9版)(改訂第10版が2023年に発行予定)
GLアレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)(2021)
ニュートピックス
・スギ花粉症に対する3年間の舌下免疫療法は,治療終了後も2シーズンにわたり有効性を維持するという,薬物療法では得られない自然経過の修飾作用が示された.
・食品添加物としても使用されるヒドロキシプロピルメチルセルロース粉末が,家庭用鼻腔粘膜保護材(ナサリーズ)として市販された.
治療のポイント
・花粉曝露の回避や除去を指導する.
・重症度や病型,あるいは患者の希望や治療開始時期などを考慮し,薬物療法,アレルゲン免疫療法,手術療法を選択する.
・例年,強い症状を示す症例には,抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などによる初期療法を勧める.
・標準的な薬物治療に抵抗する症例には,最適使用推進ガイドライ
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