作成グループ名
編集:日本消化管学会.
協力学会:日本消化器病学会,日本消化器内視鏡学会,日本大腸肛門病学会.
作成時期
2023年7月13日書籍として刊行された(南江堂).
改訂予定
予定なし.
準拠したエビデンスの分類,勧告・推奨の分類など
A.作成手順
慢性便秘症の有病率は高く,日常診療において遭遇する機会が多い症状である.2017年に日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会により本邦初の「慢性便秘症診療ガイドライン2017」が刊行された.その後,2018年1月には胆汁性トランスポーター阻害薬であるエロビキシバット,2018年9月には浸透圧性下剤であるラクツロース製剤およびマクロゴール4000が慢性便秘症に対して保険適用となるなど,ガイドラインの改訂が待望されていた.本ガイドラインは第1章「定義・分類・診断基準」,第2章「疫学」,第3章「病態生理」,第4章「診断検査」,第5章「