適応
うつ病・うつ状態,社会不安障害 注意
1)抗うつ薬投与により,24歳以下で,自殺念慮,自殺企図のリスク増加の報告→リスクとベネフィットを考慮
2)〔うつ病・うつ状態〕12歳未満に投与する際は適応を慎重に検討
3)〔社会不安障害〕DSM等の適切な診断基準に基づき慎重に実施し,基準を満たす場合にのみ投与
用法
10mgを1日1回夕食後(増減) ►増量は1週間以上の間隔をあけ,1日最高用量は20mgを超えない 注意
①投与量は必要最小限となるよう,患者毎に慎重に観察しながら投与
②肝機能障害,高齢者,遺伝的にCYP2C19活性が欠損(poor metabolizer)では,血中濃度上昇し,QT延長等の副作用が発現しやすい→10mgを上限が望ましい.又,投与に際しては患者の状態を注意深く観察し,慎重に
禁忌
1)過敏症
2)MAO阻害薬(セレギリン,ラサギリン,サフィナミド)投与中或いは投与中止後14日間以内
3)