適応
1生命に危険のある以下の不整脈で難治性かつ緊急を要する場合:心室細動,血行動態不安定な心室頻拍
2電気的除細動抵抗性の心室細動或いは無脈性心室頻拍による心停止
注意Brugada症候群及びカテコールアミン誘発性多形性心室頻拍に対する効果は未確認
用法
1点滴静注により投与.尚,症状に応じて適宜増減或いは追加投与.但し,最大量として1日の総投与量は1,250mgを超えない及び投与濃度は2.5mg/mLを超えない
①投与方法(48時間まで)
a)初期急速投与:125mg(2.5mL)を5%ブドウ糖100mLに加え,容量型の持続注入ポンプを用い,600mL/時(10mL/分)の速度で10分間投与
b)負荷投与:750mg(15mL)を5%ブドウ糖500mLに加え,容量型の持続注入ポンプを用い33mL/時の速度で6時間投与
c)維持投与:17mL/時の速度で合計42時間投与
1.6時間の負荷投与後,残液を33m