適応
1低Ca血症に起因する以下の症候の改善:テタニー,テタニー関連症状
2小児脂肪便におけるCa補給
用法
内1日1~5g 分3(増減) 注1日1回0.4~2.0g(4.7~23.5mL:Caとして1.8~8.9mEq) 8.5%液として緩徐に静注(増減) ►投与速度:Caとして0.68~1.36mEq(1.7~3.5mL)/分 小児小児脂肪便に用いる場合は,経口投与不能時に限る
禁忌
1)高Ca血症
2)腎結石(助長)
3)重篤な腎不全(組織の石灰沈着助長)
4)末エストラムスチン投与中
5)注強心配糖体投与中(強心配糖体の作用増強)
注意
〈基本〉長期投与で血中及び尿中Caが高値→定期的に血中又は尿中Caを検査.高Ca血症→中止 〈適用上〉注
①静脈内注射にのみ使用
②急速な静注により心悸亢進,徐脈,血圧変動,熱感,紅潮,発汗等→静注は緩徐に
③血管外漏出注意(組織内石灰沈着症の報告).新生児,乳幼児で起こし易い