適応
〈適応菌種〉皮膚糸状菌(トリコフィトン属,ミクロスポルム属,エピデルモフィトン属),カンジダ属,マラセチア属,アスペルギルス属,クリプトコックス属,スポロトリックス属,ホンセカエア属 〈適応症〉
1内臓真菌症(深在性真菌症):真菌血症,呼吸器真菌症,消化器真菌症,尿路真菌症,真菌髄膜炎
2深在性皮膚真菌症:スポロトリコーシス,クロモミコーシス
3表在性皮膚真菌症(爪白癬以外):白癬(体部白癬,股部白癬,手白癬,足白癬,頭部白癬,ケルスス禿瘡,白癬性毛瘡),カンジダ症(口腔カンジダ症,皮膚カンジダ症,爪カンジダ症,カンジダ性爪囲炎,カンジダ性毛瘡,慢性皮膚粘膜カンジダ症),癜風,マラセチア毛包炎
4爪白癬
注意
1)3難治性或いは汎発性の病変に使用
2)4(パルス療法):本剤は抗菌薬であるため,新しい爪が伸びてこない限り,一旦変色した爪所見を回復させるものではない
用法
12100~200mg 1日1回食直後(増減) ►1日最高用量:200mg ►但し,イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合,1回200mgを1日2回(1日用量400mg)食直後に経口投与 350~100mg 1日1回食直後(増減) ►1日最高用量:200mg ►但し,爪カンジダ症及びカンジダ性爪囲炎には,100mgを1日1回食直後 4(パルス療法)1回200mg 1日2回(1日量400mg)食直後 1週間経口投与しその後3週間休薬.これを1サイクルとし3サイクル繰り返す(適減) ►投与終了後も爪甲中に長期間貯留する,効果判定は爪の伸長期間を考慮 ►減量時の有効率に関しては,添付文書の「臨床成績」を参照 注意
①イトリゾール内用液と生物学的に同等ではなく,イトリゾール内用液はバイオアベイラビリティが向上しているため,イトリゾール内用液から本剤への切り替えについては,イトラコナゾールの血中濃度が低下することがあるので,イトリ