適応
1真菌感染症:アスペルギルス属,カンジダ属,クリプトコックス属,ムーコル属,アブシジア属,リゾプス属,リゾムーコル属,クラドスポリウム属,クラドヒアロホーラ属,ホンセカエア属,ヒアロホーラ属,エクソフィアラ属,コクシジオイデス属,ヒストプラズマ属及びブラストミセス属による下記感染症(真菌血症,呼吸器真菌症,真菌髄膜炎,播種性真菌症)
2真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
3リーシュマニア症
注意1
1)アゾール系抗真菌薬等が十分奏効するような軽症のカンジダ感染症に対しては,他剤を第1選択薬として使用を考慮
2)クロモブラストミコーシス(黒色分芽菌症)に対する有効性は未確立
3)アスペルギルス属の呼吸器真菌症のうちアスペルギローマ(慢性壊死性肺アスペルギルス症を含む)では,発熱等の臨床症状及び炎症反応が強く,胸部X線等で空洞周囲に浸潤影を認め,注射用抗真菌薬投与の必要性を認めた場合に,本剤投与の必