診療支援
治療

小児肢端皮膚炎
Acropustulosis of infancy
鎌田 昌洋
(帝京大学准教授)

病態

 出生時~生後1か月後に好発し,瘙痒を伴う小水疱や無菌性膿疱が手足に多発する疾患である.多くは再燃を繰り返すが,2~3歳頃までに自然軽快する.手足だけでなく,時に頭部や胸腹部に孤立性に出現することもある.

 疥癬との関連を示唆する文献もあるが,そうでないものもあり,結論は得られていない.


診断

 臨床症状で診断するが,疥癬などを除外するために顕微鏡検査を施行する.

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