診療支援
薬剤

重要 HR タクロリムス水和物 (tacrolimus hydrate)
授乳禁
プログラフ
(アステラス)
  0.5 mg ¥245.5 1 mg ¥453.2 5 mg ¥1705.4  0.2 mg 1包 ¥130.6 1 mg 1包 ¥506.3  2 mg 0.4 mL ¥1769 5 mg 1 mL ¥3244
GE
タクロリムス
(東和)
  0.5 mg ¥99.2 1 mg ¥171.4 1.5 mg ¥277.1 2 mg ¥325 3 mg ¥444.2 5 mg ¥660.4
グラセプター
(アステラス)
 徐放カ 0.5 mg ¥409.3 1 mg ¥722.6 5 mg ¥2708.9
GE 0.5・1・5 mg
タクロリムス
(各社)
 1.5・2・3 mg
タクロリムス
(あゆみ)
 
タクロリムス
(各社)
プログラフ0.5

適応 骨髄移植時のHLA適合同胞間移植では第一選択薬としない. 0.5・1・1.5・2・3 mg❶-❻(❻はプログラフのみ),5 mg❶❺,❶❷,徐放カ❶,❶.❶腎・肝・心・肺・膵・小腸移植の拒絶反応抑制,骨髄移植の拒絶反応・GVHDの抑制 ❷重症筋無力症 ❸関節リウマチ(既存治療で効果不十分な場合に限る) ❹ループス腎炎(ステロイドが効果不十分,又は副作用により困難な場合) ❺難治性(ステロイド抵抗性・依存性)の活動期潰瘍性大腸炎(中等症-重症に限る) ❻多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎
用法 臓器移植では血中濃度高値による副作用,低値の拒絶反応・GVHDを防ぐため,トラフ値を参考にして投与量を調節.特に移植直後・投与開始直後は頻回に血中濃度測定.徐放カ血中トラフが20 ng/mLを超える期間が長い場合,副作用が発現しやすくなる ❶⑴腎移植:移植2日前より1回0.15 mg/kg,2回/日 術後初期1回0.15 mg/kg,2回/日,徐々に減量 維持1回0.06 mg/kg,2回/日.⑵肝移植:初期1回0.15 mg/kg,2回/日,徐々に減量 維持0.1 mg/kg/日.⑶心移植:初期1回0.03-0.15 mg/kg,2回/日.拒絶反応発現後に投与開始では1回0.075-0.15 mg/kg,2回/日.安定した状態が得られた後,徐々に減量して有効最少量で維持.⑷肺移植:初期1回0.05-0.15 mg/kg,2回/日,安定した状態が得られた後,徐々に減量して有効最少量で維持.⑸膵・小腸移植:初期1回0.15 mg/kg,2回/日,徐々に減量して有効最少量で維持.⑹骨髄移植:移植1日前より1回0.06 mg/kg,2回/日,移植初期は1回0.06 mg/kg,2回/日,徐々に減量.GVHD発現後に投与開始では1回0.15 mg/kg,2回/日

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