基準値 60~140mg/dL
共用基準範囲 65~163mg/dL
測定法 酵素法
検体量 血清0.5mL
日数 2~4日
目的 動脈硬化惹起性リポ蛋白の評価
Decision Level
LDL-Cは,後述のNOTEに示すFriedewaldの式で計算されて求められることが多い.また界面活性剤に対する各リポ蛋白の挙動の違いを利用して直接測定する方法もある
●20mg/dL以下(高度減少)
[高頻度・可能性]家族性無βリポ蛋白血症,家族性低βリポ蛋白血症ホモ接合体,家族性短縮アポ蛋白B血症,肝硬変,劇症肝炎,悪液質 [対策]脂溶性ビタミン補給,原疾患の治療
●20~60mg/dL(軽度減少)
[高頻度・可能性]家族性低βリポ蛋白血症ヘテロ接合体,家族性短縮アポ蛋白B血症,Tangier病,甲状腺機能亢進症,栄養障害,吸収不良,急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変,劇症肝炎,悪液質,経静脈高カロリー輸液,Addison
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