基準値 180~560pg/mL
測定法 RIA(2抗体法)
検体量 血清1mL
日数 3~7日
目的 副甲状腺機能低下症の診断
Decision Level
●10,000pg/mL以上(高度増加)
[高頻度]原発性副甲状腺機能亢進症,慢性腎不全(特に重症透析患者) [可能性]異所性PTH産生腫瘍 [対策]さらにインタクト副甲状腺ホルモン(intact-PTH)を測定する
●560~10,000pg/mL(軽度~中等度増加)
[高頻度]原発性副甲状腺機能亢進症,慢性腎不全,骨軟化症,くる病,EDTA負荷 [可能性]副甲状腺腺腫の穿刺液,偽性副甲状腺機能低下症,副腎皮質ホルモン製剤内服中,吸収不全症候群 [対策]intact-PTHを測定する
●180pg/mL未満(減少)
[高頻度]特発性副甲状腺機能低下症,術後性副甲状腺機能低下症,甲状腺機能亢進症,骨転移を伴う悪性腫瘍,PTH以外の液性因子(たとえばPTH
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/サイロキシン〔T4〕《チロキシン》 [小][保] 108点
- 臨床検査データブック 2023-2024/トリヨードサイロニン〔T3〕《トリヨードチロニン》 [小][保] 99点
- 臨床検査データブック 2023-2024/遊離サイロキシン〔FT4〕《遊離チロキシン,遊離T4,フリーT4》 [小][保] 124点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/遊離トリヨードサイロニン〔FT3〕《遊離トリヨードチロニン,遊離T3,フリーT3》 [小][保] 124点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/ホール副甲状腺ホルモン〔whole-PTH〕 [保] 165点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/腎原性cAMP〔NcAMP〕 [保] 170点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/アルドステロン《血漿アルドステロン濃度〔PAC〕》 [保] 125点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/遊離コルチゾール [保] 124点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/フリーテストステロン《遊離テストステロン》 [保] 159点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド〔NTx〕 [保] 156点(包)