基準値
・ラテックス凝集免疫比濁法(LIA法)(定量):1.6μg/mL以下
・赤色ラテックス着色法(定性):陰性
測定法 ラテックス凝集免疫比濁法(LIA法)(定量),赤色ラテックス着色法(定性)
検体量 子宮頸管粘液を専用綿棒で採取
日数 2~4日
目的 頸管炎,腟炎,切迫流産のスクリーニング
NOTE *保険点数:100点(定性),119点(定量)
Decision Level
●高値(1.6μg/mL以上)
[高頻度]絨毛膜羊膜炎(chorioamnionitis;CAM) [可能性]頸管炎,腟炎,切迫流産 [対策]陽性の場合,抗菌薬で治療し週1回本検査を行う.切迫流産を疑う場合は頸管粘液中癌胎児性フィブロネクチンを測定する
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
炎症部に遊走する顆粒球が放出する分子量約30,000の中性プロテアーゼであり,子宮頸管炎や腟炎では頸管粘液中に増加する.妊婦では炎症が上行波及
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