基準値 0.02~0.04μg/mL
測定法 HPLC法
検体量 血清または血漿300μL
日数 1~2日
目的 糖化および酸化の総合的指標
Decision Level
●0.12μg/mL程度以上(高度増加)
[高頻度]腎不全,グリオキシラーゼⅠ欠損症,一部の統合失調症 [対策]腎機能,赤血球中グリオキシラーゼ活性,統合失調症の有無の確認
●0.04~0.12μg/mL程度(軽度増加)
[高頻度]糖尿病,グリオキシラーゼⅠ欠損症,一部の統合失調症,関節リウマチなどの炎症性疾患 [対策]血糖値,赤血球中グリオキシラーゼ活性,統合失調症の有無,炎症マーカー値の確認
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
ペントシジンは糖化最終産物(advanced glycation end products;AGEs)の一種であり,高血糖,腎機能低下時や酸化ストレス下において,糖(脂質)から変化したカルボニル化合物と生体蛋白と