基準値
・自動血球計数器:15~35×104/μL(静脈血)
・視算法(直接法):14~34×104/μL(毛細管血)
共用基準範囲 158~348×103/μL
パニック値 自動血球計測器:3×104/μL以下(静脈血)
パニック値とその原因病態・危険病態表
測定法 自動血球計数器による測定が一般的だが,血小板数2×104/μL以下のときは値が不正確になるので,視算法(直接法)との併用がよい
検体量 血液2mL(抗凝固剤はEDTA)
日数 1日
目的 出血傾向の鑑別診断,経過観察
Decision Level
●2×104/μL以下(高度減少)
[高頻度]白血病,再生不良性貧血,特発性血小板減少性紫斑病,血栓性血小板減少性紫斑病(thrombotic thrombocytopenic purpura;TTP),溶血性尿毒症症候群(hemolytic-uremic syndrome;HUS),血栓性微小血管障害(
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