診療支援
検査

活性化部分トロンボプラスチン時間〔APTT〕   29点
★★★
activated partial thromboplastin time
橋口 照人
(鹿児島大学大学院教授・血管代謝病態解析学分野)

基準値 25~40秒


測定法 凝固法


検体量 血漿0.4mL(クエン酸加)


日数 即日


目的 ①内因系凝固異常の把握,②ヘパリン投与時のモニター,③トロンビン阻害薬の効果のチェック,④先天性血友病,後天性血友病,ループスアンチコアグラント,von Willebrand病のスクリーニング


Decision Level

●40~55秒(延長)

[高頻度]ヘパリン治療中,肝硬変,肝癌,ビタミンK欠乏症(新生児,母乳栄養児,閉塞性黄疸,下痢,抗菌薬長期投与) [可能性]血友病A,血友病B,DIC,von Willebrand病,ループスアンチコアグラント(LA),第Ⅴ,Ⅷ,Ⅸ因子などに対するインヒビター [対策]クロスミキシング試験,プロトロンビン時間(PT),ヘパプラスチンテスト(HPT),トロンボテスト(TT),DICのチェック,LA,凝固因子活性,von Willebrand因子(VWF)活性,インヒビタ

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