基準値 870~1,700mg/dL
共用基準範囲 861~1,747mg/dL
測定法 免疫比濁法(TIA法)
検体量 血清0.4mL
日数 2~4日
目的 液性免疫の異常の判定
Decision Level
●200mg/dL以下(高度減少)
[高頻度]原発性免疫不全症候群(X連鎖無γ-グロブリン血症,高IgM症候群,分類不能型免疫不全症など) [可能性]IgG型以外の多発性骨髄腫 [対策]他の免疫グロブリンやT細胞・B細胞数を測定し原発性免疫不全症候群の鑑別診断
●200~870mg/dL(軽度~中等度減少)
[高頻度]ステロイド,免疫抑制薬の投与,放射線照射,ネフローゼ症候群,蛋白漏出性胃腸症,低栄養 [可能性]原発性免疫不全症候群(分類不能型免疫不全症,重症複合型免疫不全症,Wiskott-Aldrich症候群, Good症候群,DiGeorge症候群,アデノシンデアミナーゼ欠損症など),リンパ系腫
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