診療支援
検査

赤痢アメーバDNA定性《アメーバDNA》
Entamoeba histolytica DNA《amebic DNA》
髙橋 優三
(岐阜大学名誉教授)

基準値 陰性


測定法 PCR


検体量 糞便0.5g


日数 5~11日


目的 赤痢アメーバ感染による腸アメーバ症(アメーバ赤痢,アメーバ性大腸炎)の補助診断


Decision Level

●陽性

[高頻度]赤痢アメーバに感染している


異常値のでるメカニズムと臨床的意義

 腸管で増殖した栄養型が融解酵素を出し,宿主の腸管粘膜に潰瘍を作る.これが下血および糞便中に虫体が混じる原因となる.赤痢アメーバの学名Entamoeba histolyticaの語源である組織

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