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検査

新型コロナウイルス・インフルエンザ抗原同時検出《SARS-CoV-2・インフルエンザ抗原同時検出》   420点
simultaneous detection of SARS-CoV-2 antigen and influenza antigen
北村 義浩
(日本医科大学医学教育センター個別化教育推進部門・部門長(特任教授))

基準値 陰性


測定法 イムノクロマト法


検体量 鼻咽頭ぬぐい液適量,または鼻腔ぬぐい液適量.

NOTE 咽頭ぬぐい液不可,唾液不可


日数 30分


目的 SARS-CoV-2感染またはインフルエンザウイルス感染の診断の補助


Decision Level

●SARS-CoV-2陽性

[高頻度]COVID-19 [可能性]SARS [対策]病歴,渡航歴を確認.無症状者には適用しない

●インフルエンザウイルス陽性

[高頻度]インフルエンザ(A/B)

●陰性

[高頻度]ウイルスの非存在,回復期 [可能性]偽陰性.陰性でもCOVID-19またはインフルエンザを否定できない [対策]無症状者には適用しない.翌日再検査するか,核酸検出を試みる

●判定不能〔対照(C,確認)の部分にラインが現れない〕

[高頻度]キットの不具合 [可能性]抗原が多量の場合 [対策]再検査,または「新型コロナウイルス・インフルエンザ核酸同時検出」を実施する

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