基準値
・定性:陰性
・定量:0.15g/日(またはg/gCr)未満
測定法
・定性:試験紙法(pH指示薬の蛋白誤差法)
・定量:ピロガロールレッド錯体発色法(東大)
検体量
・定性:尿10mL
・定量:尿1mL
日数 当日
目的 腎疾患の評価
NOTE *保険点数:26点(定性),7点(定量)
Decision Level
●定性:1+~2+(30~100mg/dL)(軽度増加)
●定量:0.15~0.49g/日(またはg/gCr)(軽度増加,軽度蛋白尿)
[高頻度]慢性糸球体腎炎,糖尿病性腎症,高血圧性腎硬化症 [可能性]良性蛋白尿(起立性蛋白尿,熱性蛋白尿など.1g/日以下であることが多い),重金属や薬剤性尿細管障害,間質性腎炎,Fanconi症候群 [対策]腎障害をきたしうる全身疾患(高血圧,糖尿病など)や薬剤の使用歴の検索,尿中N-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG),α1-ミクログロブリン測定,