基準値 UGT1A1*6およびUGT1A1*28のいずれももたない(野生型である)
NOTE 上記基準値の場合,イリノテカン塩酸塩による重篤な副作用を発現する可能性はホモ接合体,複合ヘテロ接合体,ヘテロ接合体に比べて低いが,可能性そのものは否定できないため,他の臨床症状や検査結果もふまえ,癌薬物療法として通常求められる副作用モニタリングや臨床観察は必要である
測定法 インベーダー法,QP(Quenching Probe)法
検体量
・インベーダー法:EDTA加全血から抽出したDNA(濃度:20~70ng/μL)を10μL
・QP法:EDTAもしくはヘパリン加全血(白血球3,000~10,000個/μL)を70μL
日数
・インベーダー法:6.5時間(外注2~7日程度)
・QP法:1.5時間(外注3~7日程度)
目的 イリノテカン塩酸塩による重篤な副作用を発現する可能性の高い患者の事前予測の補助
Decisi
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