診療支援
検査

月経困難症
岩佐 武
(徳島大学大学院教授・産科婦人科学分野)

病態

 子宮内膜症や子宮筋腫による器質性のもの,および若年女性にみられる機能性のものによる月経時の下腹部の疼痛(月経痛)で,過多月経を伴うことが多い.ときに疼痛以外に頭痛,悪心,下痢などを訴えることがある.発生機序としては,子宮内膜からのプロスタグランジン産生過剰による子宮筋の過収縮が関与している


[参考]

 産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020


異常値

・CA125 子宮内膜症で40.0U/mL以上に上昇

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