適応
蜂毒,食物及び薬物等に起因するアナフィラキシー反応に対する補助治療(アナフィラキシーの既往又はアナフィラキシーを発現する危険性の高い人に限る) 注意
1)アナフィラキシー反応は,病状が進行性であり,初期症状(しびれ感,違和感,口唇の浮腫,気分不快,吐き気,嘔吐,腹痛,蕁麻疹,咳込み等)が患者により異なる為,患者に交付する際は,過去のアナフィラキシー発現の有無,初期症状等を必ず聴取し,注射時期について患者,保護者又はそれに代わり得る適切な者に指導
2)注射時期については,以下の目安も参考とし,注射時期を遺失しないよう注意
a)初期症状が発現し,ショック症状が発現する前の時点
b)過去にアナフィラキシーを起こしたアレルゲンを誤って摂取し,明らかな異常症状を感じた時点
3)心筋酸素需要を増加させる為,心原性ショックや出血性・外傷性ショック時の使用は避ける
用法
0.01mg/kgが推奨用量であり,患者の体