適応
1気管支喘息
2喘息性(様)気管支炎
3慢性気管支炎,肺気腫〔顆DS徐錠(50mg)は3除く.ユニフィルは2除く〕
注意
1)200mg製剤は小児に対する用法・用量を有していない(小児の用法・用量を有する製剤,ユニフィルを除く)
2)喘息性(様)気管支炎:発熱を伴うことが多く,他の治療薬による治療の優先を考慮(テオフィリン投与中に発現した痙攣の報告は,発熱した乳幼児に多い)
用法
顆〔徐錠50・100・200mg〕1回200mg 1日2回 朝・就寝前(増減) 11回400mg 1日1回就寝前も可 〔ユニフィル〕1回400mg 1日1回 夕食後(増減) 小児顆〔徐錠50・100mg〕1回100~200mg 1日2回 朝・就寝前(増減) DS1回4~8mg/kg 1日2回 朝・就寝前.開始用量は年齢,症状,合併症等を考慮のうえ決定し,臨床症状等を確認しながら増減 ►DS用時,水に懸濁して投与するが,顆粒のまま投与可 ►風味図 注意〔ユニフィル除く〕(〔徐錠200mg〕小児に対する用法・用量を有していない)投与中は,臨床症状等の観察や血中濃度のモニタリング実施等慎重に.尚,小児の気管支喘息の投与量,投与方法等は,学会のガイドライン等,最新情報を参考 〈参考〉日本小児アレルギー学会:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017 6~15歳では8~10mg/kg/日(1回4~5mg/kg 1日2回)より開始し,臨床効果と血中濃度を確認しながら調節 〔ユニフィル〕高齢者では副作用の発現に注意し低用量(例えば200mg/日)から投与を開始することが望ましい
禁忌
本剤又はキサンチン系薬剤に重篤な副作用の既往歴
注意
〈基本〉
①副作用発現はテオフィリン血中濃度上昇に起因が多く,血中濃度モニタリングを実施し,患者個々人に適した投与計画の設定が望ましい
②副作用発現時は減量又は中止し,テオフィリン血中濃度測定が