診療支援
治療

肺良性腫瘍
benign lung tumor
佐々木 治一郎
(北里大学教授・新世紀医療開発センター)

疾患を疑うポイント

●自覚症状に乏しい.

●孤立性の胸部異常陰影として発見.

●高齢者でない(30~60歳).

学びのポイント

●健診や他疾患のフォローアップなど偶然胸部異常陰影を指摘されて発見されることが多い.

●常に悪性疾患(肺癌)や結核などが鑑別に挙がる.

●硬化性肺胞上皮腫は,従来硬化性血管腫とよばれていた腫瘍で,東アジアの中年女性に多い.

●肺過誤腫は,画像上特

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