▼定義
食道の筋層が増生して腫瘍となったものである.固有筋層から発生することが多いが,粘膜筋板から発生することもある.
▼病態
食道良性腫瘍のなかで最も頻度の高い疾患である.形態は半球状の粘膜下腫瘍を呈する.内視鏡やX線造影検査で偶然見つかることが多く,ほとんどは無症状であるが,サイ
食道の筋層が増生して腫瘍となったものである.固有筋層から発生することが多いが,粘膜筋板から発生することもある.
食道良性腫瘍のなかで最も頻度の高い疾患である.形態は半球状の粘膜下腫瘍を呈する.内視鏡やX線造影検査で偶然見つかることが多く,ほとんどは無症状であるが,サイ