診療支援
治療

(1)縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー
distal myopathy with rimmed vacuole(DMRV)
久留 聡
(国立病院機構鈴鹿病院・院長)

疾患を疑うポイント

●遠位型ミオパチーのなかで頻度が高いのは三好型と本症であるが,特徴的な罹患筋の分布や血清CKの上昇の程度が異なるため,典型例では鑑別は難しくない.

学びのポイント

●特徴的な罹患筋の分布を示す遺伝性の筋疾患.筋疾患を診断するうえでは罹患筋のパターンを的確に把握することがきわめて重要.

▼定義

 シアル酸生合成経路におけるウリジン二リン酸-N-アセチルグルコサミン(UDP-GlcNAc)2-エピメラー

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