診療支援
治療

2 反復性過眠症
recurrent hypersomnia
立花 直子
(関西電力病院・睡眠関連疾患センター・センター長)

疾患を疑うポイント

●2日から数週間持続する過眠,認知および行動障害を呈する傾眠期が数か月~数年の間隔をもって反復性に出現する.

学びのポイント

●傾眠期以外の時期(間欠期)には,睡眠,認知,行動の問題は認められない.

●多くは思春期から青年期に発症する.

●傾眠期に過食や性欲亢進を伴う場合,Kleine-Levin(クライネ-レヴィン)症候群とよばれている.

●特殊な疾患ではあるが,知らないでいると精神疾患や脳

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