抗菌化学療法の開始にあたり,細菌検査は重要であるが,実際には感染症の起因菌が判明するまでタイムラグが生じるため,地域疫学情報などから想定された細菌をカバーする広域スペクトルの抗菌薬(例:カルバペネム系薬)が使用されることが多い.その後,感染症の起因菌が絞り込まれたのち,それに対応する狭域抗菌薬(
診療支援
治療
3 抗菌薬の選択指針
selection of antibiotics
初出:新臨床内科学 第10版
発行:2020年3月
収載:医学書院 医療情報サービス(2024年11月7日 掲-ID:rng_03806-10_a011b006c002z0003)
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