診療支援
治療

3 抗菌薬の選択指針
selection of antibiotics
藤村 茂
(東北医科薬科大学大学院薬学研究科教授・臨床感染症学)
渡辺 彰
(東北文化学園大学医療福祉学部特任教授・抗感染症薬開発研究部門)

 抗菌化学療法の開始にあたり,細菌検査は重要であるが,実際には感染症の起因菌が判明するまでタイムラグが生じるため,地域疫学情報などから想定された細菌をカバーする広域スペクトルの抗菌薬(例:カルバペネム系薬)が使用されることが多い.その後,感染症の起因菌が絞り込まれたのち,それに対応する狭域抗菌薬(

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