診療支援
治療

7 PFAPA症候群
syndrome of periodic fever,aphthous stomatitis,pharyngitis,and adenitis
西小森 隆太
(久留米大学准教授・小児科)

▼定義

 周期性発熱・アフタ性口内炎・咽頭炎・頸部リンパ節炎を主症状とし,主に幼児期に発症する,最も頻度の高い非遺伝性の自己炎症性疾患である.

▼病態

 病態は解明されていない.

▼臨床症状

 通常3~6日間続く周期性発熱発作が主症状であり,アフタ性口内炎・頸部リンパ節炎,咽頭炎などの随伴所見を認める.発作は3~8週間ごとに繰り返し,間欠期には全く無症状である.発作時にはCRPなどの炎症所見

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