適応
内
1〔12.5・25mg錠,散〕狭心症,心筋梗塞(急性期を除く),その他の虚血性心疾患,うっ血性心不全
2〔25・100mg錠〕ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制
3〔25・100mg錠〕ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群における尿蛋白減少 注狭心症,心筋梗塞,その他の虚血性心疾患,うっ血性心不全
用法
内11回25mg 1日3回(増減) 21日300~400mg 分3~4(増減) 31日300mg 分3(増減) ►
①投薬開始後,4週間を目標として投薬し,尿蛋白量の測定を行い,以後の投薬継続の可否を検討
②尿蛋白量の減少が認められない場合は,投薬を中止等処置
③尿蛋白量の減少が認められ投薬継続が必要な場合は,以後定期的に尿蛋白量を測定しながら投薬
注1回10mg 1日1~3回 徐々に静注(増減)
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉〔共通〕経口剤を投与中の患者に注射剤を追加投与した場合,作用が増強され,副作用が発現するので併用しない 内
①腎疾患への適応に当たっては,以下に留意
a)病態の急速な進展がみられる場合は,中止又は他の療法を考慮等処置
b)尿蛋白が減少した場合でも,腎機能が低下する為,定期的に腎機能を検査等注意
②本剤を投与されている患者にアデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は,12時間以上の間隔を空ける(併用によりアデノシンの有害事象が増強)
〈適用上〉注
①化学的性質により配合変化を起こし易い為,他の薬剤との混合注射はしない.なおブドウ糖とは混合注射が可能
②急速に静注すると,特に高血圧患者において血圧が下がる為,緩徐に注射
〈その他〉
①内少数例ではあるが,非抱合型ジピリダモールが胆石中に取り込まれていたことを示す症例が報告
②注承認外の薬物負荷試験の目的で承認用量を超えて静注した場合,一過性の血圧低下,心停止,心臓死,致死性および非致死性の心筋梗塞,胸痛/狭心症,心