診療支援
薬剤

アセトアミノフェン新様式
1141
acetaminophen
アセリオ Acelio(テルモ)
 静注液バッグ:1,000mg/100mL/袋

適応

経口製剤及び坐剤の投与が困難な場合における疼痛及び発熱 注意経口製剤及び坐剤の投与が困難で,静注剤による緊急の治療が必要である場合等,静注剤の投与が臨床的に妥当である場合に本剤の使用を考慮.経口製剤又は坐剤の投与が可能になれば速やかに投与を中止し,経口製剤又は坐剤の投与に切り替える

用法

〔成人〕疼痛:1回300~1,000mgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上(増減).1日総量4,000mgを限度とする ►但し,体重50kg未満は,1回15mg/kgを上限として静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上とする.1日総量60mg/kgを限度とする 発熱:1回300~500mgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上(増減).原則として1日2回までとし,1日最大1,500mgを限度とする 〔2歳以上の幼児及び小児〕疼痛及び発熱:1回10~15mg/kgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上(増減).1日総量60mg/kgを限度とする.但し,成人の用量を超えない 〔乳児及び2歳未満の幼児〕疼痛及び発熱:1回7.5mg/kgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上(増減).1日総量30mg/kgを限度とする 注意

①投与速度を厳守(本剤の有効性及び安全性は15分かけて静脈内投与した臨床試験において確認)

②乳児,幼児及び小児の1回投与量の目安は以下のとおり(体重→1回投与量の目安)

a)5kg→3.75mL

b)10kg→7.5~15mL

c)20kg→20~30mL

d)30kg→30~45mL

③乳児,幼児及び小児に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして500mg,1日あたりの最大用量は1,500mg

④他の消炎鎮痛薬との併用回避が望ましい

⑤本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(OTCを含む)との併用により,アセトアミノフェ

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