診療支援
薬剤

ウパダシチニブ水和物新様式H
3999
upadacitinib hydrate
リンヴォック Rinvoq(アッヴィ)
 :7.5・15・30・45mg

適応

既存治療で効果不十分な下記疾患

1関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)

2関節症性乾癬

3X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎

4強直性脊椎炎

5アトピー性皮膚炎

6中等症~重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法

7中等症から重症の活動期クローン病の寛解導入及び維持療法

注意

1)1過去の治療において,メトトレキサートをはじめとする少なくとも1剤の抗リウマチ薬等による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与

2)2既存の全身療法〔従来型合成疾患修飾性抗リウマチ薬(csDMARD)等〕で十分な効果が得られない,難治性の関節症状を有する患者に投与

3)3過去の治療において,既存治療薬(非ステロイド性抗炎症薬等)による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状及び炎症の客観的徴候が認められる場合に投与

4)4過去の治療において,既存治療薬(非ステロイド性抗炎症薬等)による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与

5)5ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤等の抗炎症外用剤による適切な治療を一定期間施行しても,十分な効果が得られず,強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ患者に用いる

6)5原則として,本剤投与時にはアトピー性皮膚炎の病変部位の状態に応じ抗炎症外用剤を併用

7)5本剤投与時も保湿外用剤を継続使用

8)6過去の治療において,他の薬物療法(5-アミノサリチル酸製剤,ステロイド,免疫調節薬又は生物製剤)による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与

9)7過去の治療において,栄養療法,他の薬物療法(ステロイド,免疫調節薬又は生物製剤)による適切な治療を行っても,疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与

用法

1515mgを1日1回 ►1状態に応じて7.5mgを1日1回投与可 ►5状態に応じて30mgを1日1回

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