適応
片頭痛 注意
1)片頭痛発作(月に2回以上)により日常生活に支障をきたしている患者に投与
2)発現した頭痛発作を緩解する薬剤ではないので,投与中に頭痛発作が発現した場合には必要に応じ頭痛発作治療薬(エルゴタミン酒石酸・無水カフェイン等)を頓用させる.投与前にこのことを患者に十分に説明しておくこと.
用法
1回5mg 1日2回 朝食後及び夕食後或いは就寝前(増減) ►1日投与量として20mgを超えない
禁忌
1)過敏症
2)頭蓋内出血又はその疑い(脳血流増加作用により症状悪化)
3)脳梗塞急性期(急性期の病巣部は代謝障害状態→非病巣部の血流増加作用に伴い病巣部の血流低下を起こすおそれ)
4)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
①症状の経過を十分に観察し,頭痛発作発現の消失・軽減により日常生活への支障がなくなったら一旦本剤の投与中止し,投与継続の必要性を検討→症状の改善が認められない場合,漫然と投与を継続しない
➋眠気等→