診療支援
薬剤

トラセミド新様式運転△
2139
torasemide
ルプラック Luprac(田辺三菱)
 :4・8mg
トラセミド(4・8 寿,OD錠4・8 トーアエイヨー)

適応

心性浮腫,腎性浮腫,肝性浮腫

用法

1日1回4~8mg(増減)

禁忌

1)無尿(効果が期待できない)

2)肝性昏睡

3)体液中のNa,Kが明らかに減少(電解質失調)

4)デスモプレシン(男性における夜間多尿による夜間頻尿)投与中

5)過敏症(本剤,スルフォンアミド誘導体)

注意

〈基本〉

①利尿効果は急激に現れる為,電解質失調,脱水に注意し,少量から開始して,徐々に増量

②連用する場合,電解質失調が現れるので定期的に検査

➌降圧作用に基づくめまい,ふらつき→運転注意

④夜間の休息が必要な患者には,夜間の排尿を避ける為,午前中に投与が望ましい

〈その他〉

①特殊毒性:変異原性及び抗原性は認められていない.がん原性試験において,ラット18~9mg/kg群(浮腫の臨床最高用量の約68倍)の雌にのみ腎臓腫瘍の発生率の上昇が認められた.その他の器官・組織では特異的な腫瘍発生は認められていなかった

患者背景

〈合併・既往〉

①重篤な冠

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